ーあなたは「ストーマ」という言葉を知っていますか?
ストーマ(人工肛門・人工膀胱)は、生まれながら持つものではなく、
病気や事故などをきっかけに、手術を受けて新たに作るものです。
生きるため、そして安心して外出や食事を楽しむための、
「選択」です。
医療従事者は、術後はもちろん、手術の前から、
ストーマを持つ身体や生活になじめるよう、患者さんの戸惑いに寄り添います。
病院の中では、オストメイト(ストーマを持つ人)は当たり前の存在として受け入れられています。
一方で、オストメイトは、私たちと同じ社会を生きる生活者でもあります。
街を歩き、誰かと出会い、家族や恋人と食事を楽しみます。
そんな当たり前の日常を送るために、本人たちは、
人知れず不便と闘い、時には偏見とも闘いながら、生きています。
振り返って私たちの住む社会は、オストメイトが暮らしやすい世の中になっているでしょうか。
服を着ているとオストメイトだと認識されにくくなるため、
すれ違う人々は共に暮らしているということを忘れがちです。
自分の周りにはいないと思いこんでいるだけでなく、
ストーマを見たこともないのに偏見を持ってしまっている人もいます。
しかし、病気や事故などをきっかけに誰もが突然当事者になる可能性があり、
偏見を持っていた人ほど、その生きるための選択を受け入れることに苦しみます。
悲しい現実ではありますが、それを自己責任と責めるのではなく、
そのような偏見を持たせてしまった
「社会を変えていくアプローチ」が重要だと思います。
今回のプロジェクトでは、
オシャレなストーマ装具を中心にデザインされた、
オストメイトにしかできないトータルファッションを提案します。
これによって、オストメイトの生活や気持ちが豊かになること、
そして社会全体がオストメイトを共に生きる仲間として再認識すること、
これを実現したいと思います。
このプロジェクトの本質は、オストメイトに限ったものではなく、
【偏見を気にして人目を避けるように生きているすべての人々】に、
そして
【未来の当事者であるすべての自分たち】に向けられた、
自分らしさを承認するための希望のメッセージです。
新しい身体で生きることを選択したオストメイトが、
鼻歌まじりに服を選んで、日常を謳歌できる世の中へー。
そして「誰もがオシャレを楽しめる世界へ」。
Stoma Néo-ART Project

開催日時:
2026年9月下旬〜10月上旬(予定)
開催場所:
LA GALERIE BOURBON(パリ7区)
テーマ:
「隠すもの」から「魅せるアート」へ
Traditional Crafts meet Medical Fashion
主 催:
一般社団法人 日本福祉医療ファッション協会(JWMF)
◇ 協力企業 ◇

コロプラスト株式会社

アルケア株式会社

イーキンジャパン株式会社

株式会社ミムロ
◇ 伝統工芸企業 ◇

木村染匠株式会社

とみや織物株式会社

三宅工芸株式会社
◇AMBASSADOR & OSTOMATE IMAGE MODEL◇

エマ 大辻 ピックルス
コロプラストJapanアンバサダー
◇ ADVISOR ◇

石井 洋介
医師 / 日本うんこ学会 創設者
医療情報発信プロデューサー
◇ OFFICIAL PARTNERS ◇

瀧定名古屋株式会社

Calnet Photography

井谷優太 “YUTA STADIO”
◇ 協 賛 ◇
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